保育お役立ちコラム
【保育のアイデア】言葉が出ない子どもとの関わり、どうしてる? 🙁
保育の現場で「子どもの発語がない」と心配する声が度々聞かれます。
今回は、保育現場等で行われている、子どもの発語を促すアイデアを紹介します📝
▶「ちょうだい」のやりとり遊び
子どもの好きなものを、見えるけれど手の届かない場所に置き、「ほしい!」の気持ちを引き出します🚗
最初は「あー」や指差しだけでも、次第に「ちょうだい」「取って」等の発語に繋がります。慣れてきたら、お買い物ごっこなどに発展させても楽しいかもしれません。
自分の要望を伝える方法を知ってもらうことで、コミュニケーションを活性化させるアイデアです。
▶選択肢の中から自分で選ばせる🍪
子どもが見やすい位置に、比べる2つのものを掲げて「クッキー、おせんべい、どっち?」のように声をかけ選ばせます。子どもが「こっち!」と言い示せば意思疎通となり、自分の意志が伝わる嬉しさも感じられます。
▶指をさし「見てみて!」と注意をひく👉
乳幼児期からもできる取り組みです。ぬいぐるみ、ペープサート、絵本などを、一緒に見ながら指をさし「見て!」と、注意をひいてみましょう。「青だね」「ウサギさんがいるよ、ぴょんぴょん!」など、続く言葉を工夫して、子どもが気に入るコミュニケーションを探ってみてもいいですね。
▶言葉が出ないのには様々な要因があることを知って📖
性格や発達の個人差、聴覚に異常がある、先天的な障害や病気がある、会話の機会が極端に少ない等、言語発達の差異にはさまざまな要因があります。日々様子を見ながら、関係する保育士や保護者と綿密に情報共有を行い、必要に応じて医療機関等との連携を検討することも重要です。
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