保育お役立ちコラム
⛱夏の感染症から子どもを守ろう😎
2023年6月2日
こんにちは! 汗ばむ季節になってきましたね。保育士は、子どもの感染症 についても詳しい知識を持つことが望まれます。疾病の特徴、感染予防などを理解して対策してこそ、楽しい保育現場をつくれるからです🌿
今回は、6月頃から増える夏の感染症や流行する疾病についてご紹介します。 保育士試験にも出題される内容ですので、一緒に確認していきましょう📝
▶咽頭結膜熱 (プール熱)
発熱や喉の痛み、目の充血や目やにが主な症状です😷 アデノウイルスとして年間を通して感染しますが、プール に入る6月から9月にかけて特に流行します🐳 保育現場では感染を媒介してしまうタオルなどは共有せず、流水による手洗いやうがいを徹底するといいでしょう。第二種感染症のため 出席停止期間 が定められており、主要症状の消退後2日を経過すれば登園できます。医師の登園許可 が必要な園もあります。
▶ヘルパンギーナ
プール熱 、手足口病 と並んで三大 夏風邪 の一つです。プール熱や手足口病と同様、6月から8月に流行します🤧 口の中に水疱ができ、喉の痛みがひどくなることから、乳幼児では飲食ができない子も多いです。脱水症状 になる可能性があるため、水分補給が課題となります🥛 感染予防は手洗いやうがい等、基本的な風邪の予防方法と同じです✋
▶ 溶連菌感染症
春頃から感染が広がり、6月にピークを迎える感染症です。喉の痛み、発熱に加え、舌や手足に小さな赤いプツプツが出ます🌡 いわゆる風邪の症状である鼻水や咳は出ないのが特徴です。治療では抗菌薬を服用します💊