保育お役立ちコラム
ケンカをするところ・ケガをするところ
2023年2月23日
保育園での1日の生活の中では体をいっぱい動かして遊んだり、保育室で制作をしたり、いろいろな活動をしています。そんな集団生活の中では、お友だちとケンカをしたり、遊んでいてケガをしてしまう時があります。できればケンカもせず、ケガもしないで過ごして、と思う保護者の方もいるかもしれませんが、ケンカもケガも実はとても大切なことなのです。
<お友だちとケンカをすると…>
・自分の思いや考え方と違う人がいることを知ります。
・相手がどんな気持ちなのか考える機会になります。
・他者理解、思いやりの気持ちが育ちます。
<遊んでいる時にケガをすると…>
・「これをしたら危ないことだ」「今度はケガをしないようにしよう」と分かり、危険察知、身体の使い方を学びます。
たくさんのケンカやケガの経験がこれからの人生で大切な「生きる力」につながります。
痛みを知っている人は優しい人になれます。